臨床医学総論
臨床医学総論は診断学・治療学・生体防御の総論。バイタルサインとフィジカルアセスメント、臨床検査・腫瘍マーカー、一次救命処置、免疫が柱で、いずれも臨床医学各論や鍼灸臨床の土台になる。数値の正常範囲と検査の意味を押さえる。
出題統計・重要度分布
年度別・この科目の出題数推移
各年度でこの科目から出題された問題数(6年計 61 問)
🗺 初学者向け学習ロードマップ
この順番で学習すると理解が積み上がります
成人の正常値、心音聴診部位、視触打聴診の基本から始める
臓器別マーカー、被曝の有無、心電図のST変化
胸骨圧迫の速さと深さ、ショックの分類
アレルギー4型の分類と代表疾患
原因療法・対症療法・緩和ケアの考え方を最後に確認
⭐ 第35回 学習優先テーマ(S・A級)
出題数 TOP5第29〜34回 合算(問数)
⚠ よく間違えるポイント
✗ アレルギーⅠ型とⅣ型の違い
Ⅰ型(即時型)はIgE抗体が関与、肥満細胞・好塩基球からヒスタミン放出(花粉症・アナフィラキシー)。Ⅳ型(遅延型)はT細胞性免疫、接触性皮膚炎・ツベルクリン反応。
✗ 胸骨圧迫の速さと深さ
速さは100〜120回/分、深さは約5cm(6cmを超えない)、圧迫30:換気2。AEDは一般市民・施術者も使用できる。
✗ 被曝のある検査・ない検査
被曝なし=MRI・超音波。被曝あり=単純X線・CT・PET・シンチグラフィ(RIを使用)。
🔮 第35回 狙われそうなテーマ
過去4年の出題推移・出題頻度・未出テーマをもとにした予測です
免疫学(アレルギー分類と自己免疫)
近年SLEなど自己免疫疾患の詳細が問われやすい
バイタルサインとフィジカルアセスメント
心音聴診部位・声音振盪など診察手技が継続して出題
臨床検査・腫瘍マーカー
臓器別マーカーの対応と被曝の有無は形を変えて繰り返し出題される
テーマ一覧(全7件)
主要症候の診かた(症候学)
S最重要臨床医学 › 臨床医学総論 › 症候学
意識障害(JCS/GCS)・めまい(末梢性/中枢性)・黄疸の分類・呼吸困難・浮腫・発熱の熱型・痛みの性状など、主要症候を病態から鑑別する。臨床医学総論の中心テーマで、疾患名ではなく「症候→鑑別」の型を問う。
6回
出題
バイタルサインとフィジカルアセスメント
A重要診察法 › 診察の基本 › バイタルサイン・視診・触診・打診・聴診・計測
成人バイタルの正常値(体温・脈拍60〜100・呼吸12〜20・血圧・SpO2)と頻脈/徐脈の原因を整理。心臓弁の聴診部位(大動脈弁:第2肋間胸骨右縁、僧帽弁:心尖部)、声音振盪の増強・減弱、四肢周径の計測点も確認しておこう。
4回
出題
臨床検査・画像診断・腫瘍マーカー
A重要臨床検査 › 検査法の種類と意義 › 生化学検査・心電図・画像診断・腫瘍マーカー
臓器別の腫瘍マーカー(PSA=前立腺、AFP=肝細胞がん、CA19-9=膵・胆道、CA125=卵巣、CEA=大腸)を対応で暗記。被曝の有無(MRI・超音波はなし、X線・CT・PET・シンチはあり)、心電図のST低下=心筋虚血も整理。
3回
出題
救急医療・一次救命処置・ショック
B標準治療法 › 救急処置 › 一次救命処置(BLS)・AED・ショックの分類
胸骨圧迫は100〜120回/分・深さ約5cm(6cmを超えない)・圧迫30:換気2。AEDは一般市民・施術者も使用可。ショックの分類(循環血液量減少性・心原性・血液分布異常性・閉塞性)とショックの5徴を整理。
3回
出題
治療学の基礎
C参考治療法 › 治療学総論 › 原因療法・対症療法・根治療法・緩和ケア
原因療法・対症療法・根治療法・補充療法の区別を具体例で整理。緩和ケア/ターミナルケアの目標は苦痛緩和とQOL維持であり、根治・延命が目標ではない点を押さえる。意思決定は医師と患者本人が中心。
2回
出題
免疫学
B標準疾患の成立と生体反応 › 免疫機構 › 自然免疫・獲得免疫・アレルギー・自己免疫疾患
自然免疫(NK細胞・マクロファージ等)と獲得免疫(T細胞・B細胞)の役割を整理。アレルギーの分類(Ⅰ〜Ⅳ型)と代表疾患を対応付けて暗記。補体・MHCの概念も確認。
0回
出題
院内感染対策・標準予防策
C参考疾患の成立と生体反応 › 感染と生体防御 › 医療関連感染・標準予防策・手指衛生
院内感染は入院後おおむね48時間以降の感染。標準予防策はすべての患者の血液・体液・排泄物・粘膜・損傷皮膚を感染源とみなす。手指衛生が最も基本的かつ重要な対策。
0回
出題