東洋医学概論
東洋医学概論は陰陽論・五行論・気血津液・蔵象など基礎理論を学ぶ科目。五行論と蔵象は出題数の多い中核テーマ。弁証論治や経絡経穴の理解の土台になるため、最初に取り組むべき科目。
出題統計・重要度分布
年度別・この科目の出題数推移
各年度でこの科目から出題された問題数(6年計 96 問)
🗺 初学者向け学習ロードマップ
この順番で学習すると理解が積み上がります
⭐ 第35回 学習優先テーマ(S・A級)
出題数 TOP9第29〜34回 合算(問数)
⚠ よく間違えるポイント
✗ 相乗と相侮の方向性
相乗は相克と同方向の「過剰な克」。相侮(侮り)は相克の逆方向。「乗(じょう)は跨がる→強い方向へ」「侮(ぶ)は侮る→逆らう」で覚える。
✗ 脾の季節は長夏(土用)
脾の五季配当は「夏」ではなく「長夏(土用)」。五行・土行に対応する季節は梅雨から夏の終わりにかけての長夏。
✗ 七情と五臓の対応(悲と憂)
悲(ひ)は肺に属する。憂(ゆう)も肺に属する。喜は心、怒は肝、思は脾、恐は腎、驚は腎(または心)に属する。
✗ 営気は脈中、衛気は脈外を行く
営気は脈管の中(脈中)を流れ栄養を届ける。衛気は脈管の外(脈外)を流れ体表を防御する。逆にしないこと。
🔮 第35回 狙われそうなテーマ
過去4年の出題推移・出題頻度・未出テーマをもとにした予測です
五行論(相生・相克・対応表)
相生・相克の対応表は繰り返し狙われやすい安定したテーマ
蔵象(五臓の機能と表裏関係)
腎の蔵精・主水・納気など機能問題が近年増加
七情と五臓への影響
第34回で出題、第33回でも出題の継続傾向
六淫の性質と侵す部位
未出年度が増えると復活する可能性がある
テーマ一覧(全11件)
四診と弁証の枠組み
S最重要東洋医学 › 東洋医学概論 › 診察・弁証
望診(舌診)・聞診・問診・切診(脈診・腹診)の四診と、八綱・気血津液・臓腑弁証という証を立てる枠組み。東洋医学概論としての「診察と弁証の基礎理論」で、臨床論の具体的弁証(tcm-clinical)の土台。
6回
出題
経絡系統と経脈病証
A重要東洋医学 › 東洋医学概論 › 経絡・経脈病証
経絡系統(正経十二経・奇経八脈・十五絡・十二経筋・十二経別・十二皮部)の構成と、各経脈の是動病・所生病。経絡経穴概論の部位問題と対をなす「経絡の生理・病理」。
6回
出題
気血津液
A重要生理 › 気血津液 › 気血津液の生成・運行・機能・病変
気の種類(元気・宗気・営気・衛気)と機能。血の生成と循行。津液の種類(津・液)と分布。それぞれの病変(気虚・気滞・血虚・血瘀・痰飲など)まで整理。
6回
出題
蔵象
A重要生理 › 蔵象学説 › 五臓六腑の機能と相互関係
心・肝・脾・肺・腎の機能(「心は血脈を主る」等)と病変を徹底理解。六腑との表裏関係も必須。奇恒の腑の種類と「蔵精気而不瀉」の概念も押さえる。
6回
出題
東洋医学の治療原則(補瀉・刺法の基礎)
B標準東洋医学 › 東洋医学概論 › 治療総論
補虚瀉実・寒熱・標本などの治療原則、補瀉手技の基礎、九刺・十二刺・五刺の古典刺法、湯液療法の概説。概論レベルの「治療の考え方」で、はり理論の術式やtcm-clinicalの配穴の前提。
6回
出題
六淫
B標準病因病機 › 外因 › 六淫の概念・性質・致病特徴
風・寒・暑・湿・燥・火(熱)の性質と侵す臓腑・引き起こす症状を対応表で整理。「風は百病の長」などの格言も出題される。季節との対応も確認。
6回
出題
七情
B標準病因病機 › 内因 › 七情の概念と五臓への影響
喜(心)・怒(肝)・憂(肺)・思(脾)・悲(肺)・恐(腎)・驚(腎)と五臓の対応を暗記。七情が過度になると各臓の気機を乱すことを理解。病因論の内因として整理。
6回
出題
五行論
S最重要東洋医学の基礎理論 › 五行論 › 五行の相生・相克・相乗・相侮
相生・相克・相乗・相侮の関係と五臓・五腑・五色・五味・五季・五方・五志・五声・五体・五官の対応表を完全暗記。東洋医学の基礎理論を支える最重要テーマ。
5回
出題
陰陽論
A重要東洋医学の基礎理論 › 陰陽論 › 陰陽の概念・属性・相互関係
対立・互根・消長・転化の4関係を理解。臓腑(陰臓・陽腑)、気血、寒熱、表裏への応用を整理しておこう。「陰中の陽」「陽中の陰」の概念と五臓の陰陽分類も押さえる。
3回
出題
日本伝統医学(古方派・後世派・折衷派・腹診)
C参考日本伝統医学は中国医学を受容しつつ日本で独自に発展した。後世派(曲直瀬道三ら・李朱医学)、古方派(吉益東洞ら・傷寒論重視・万病一毒説)、折衷派、考証学派の系譜と、日本独自の診法である腹診(中医学との違いの代表例)、打鍼術(御園夢分斎)、管鍼法(杉山和一)。2026年版で東洋医学概論に大項目「日本伝統医学」が新設された。
0回
出題
東洋医学の歴史
C参考東洋医学の基礎理論 › 東洋医学の歴史 › 主要な医学書と医家
黄帝内経・難経・傷寒論・神農本草経などの成立年代と内容概要を把握。張仲景(傷寒論)・李時珍(本草綱目)など重要医家と著作の対応を整理。日本への伝来と、日本伝統医学(後世派・古方派・折衷派、腹診・打鍼術・管鍼法)が中医学とどう異なるかも確認。
0回
出題