解剖学
解剖学は筋の起始停止が最重要テーマ。脳神経12対の機能分類と関節の構造もあわせて整理しておきたい。経穴の位置と解剖学的知識を連動して学ぶと相乗効果がある。
出題統計・重要度分布
年度別・この科目の出題数推移
各年度でこの科目から出題された問題数(6年計 54 問)
🗺 初学者向け学習ロードマップ
この順番で学習すると理解が積み上がります
⭐ 第35回 学習優先テーマ(S・A級)
出題数 TOP9第29〜34回 合算(問数)
⚠ よく間違えるポイント
✗ 起始と停止を逆に覚える
起始は近位(体に近い方)、停止は遠位(末端に近い方)が基本。三角筋は肩甲棘・肩峰・鎖骨外側が起始、三角筋粗面が停止。
✗ 大腿四頭筋の起始(直筋のみ異なる)
大腿四頭筋のうち大腿直筋のみ腸骨(前下腸骨棘・寛骨臼上縁)に起始する。他の3頭(外側広筋・内側広筋・中間広筋)は大腿骨に起始。
✗ 脳神経の機能種別(感覚・運動・混合)
感覚性のみ:Ⅰ嗅・Ⅱ視・Ⅷ内耳(「嗅視聴は感覚のみ」)。混合性:Ⅴ三叉・Ⅶ顔面・Ⅸ舌咽・Ⅹ迷走。副交感を含む4本:Ⅲ・Ⅶ・Ⅸ・Ⅹ(3790)。
🔮 第35回 狙われそうなテーマ
過去4年の出題推移・出題頻度・未出テーマをもとにした予測です
筋の起始停止(上肢・下肢の主要筋)
起始と停止の詳細が今後も深掘りされる見込み
脳神経の機能分類と副交感神経
第33回で未出だったため復活の可能性
関節の種類と靭帯
直近では膝関節・肩関節の詳細が問われやすい
テーマ一覧(全9件)
運動器の解剖(骨・関節・筋・靭帯)
S最重要運動器系 › 骨格・関節・骨格筋 › 上肢・下肢・体幹の骨と筋・脊柱の靭帯・横隔膜
横隔膜の3裂孔(大動脈裂孔T12=大動脈・胸管、食道裂孔T10=食道・迷走神経、大静脈孔T8=下大静脈)。下肢の筋の神経支配(大腿四頭筋=大腿神経、内転筋群=閉鎖神経、中殿筋=上殿神経、下腿三頭筋=脛骨神経)。脊柱管の背側に最も近い靭帯は黄色靭帯。
5回
出題
内臓の解剖(消化器・呼吸器・泌尿生殖器)
A重要内臓系 › 消化器・呼吸器・泌尿生殖器 › 食道の狭窄・肺葉・小腸と大腸・腎臓とネフロン・生殖器
食道の3狭窄(食道入口部・気管分岐/大動脈弓部・横隔膜貫通部)。右肺3葉・左肺2葉。ネフロン=腎小体(糸球体+ボウマン嚢)+尿細管、糸球体は皮質。膵臓は後腹膜臓器で外分泌・内分泌の両機能。受精は卵管膨大部。
6回
出題
神経系の解剖(脳・脳神経・脊髄・伝導路)
S最重要神経系 › 中枢神経・末梢神経・自律神経 › 脳の区分・脳神経12対・感覚伝導路・自律神経節
間脳=視床+視床下部、脳幹=中脳+橋+延髄。延髄に呼吸・心拍・嚥下中枢。温痛覚は脊髄後角で交叉し外側脊髄視床路を上行、深部感覚は後索(薄束・楔状束)→延髄で交叉→内側毛帯。交感神経節前線維は脊髄側角、白交通枝=有髄の節前線維、灰白交通枝=無髄の節後線維。
6回
出題
循環器の解剖(心臓・動脈・静脈)
A重要循環器系 › 心臓と脈管 › 心臓の4腔と弁・冠状動静脈・体表の動脈・門脈系
心臓は4腔・4弁(三尖弁=右房室、僧帽弁〈二尖弁〉=左房室、大動脈弁・肺動脈弁=半月弁)。房室弁に腱索あり、半月弁に腱索なし。冠状静脈洞は右心房に注ぐ。上大静脈に直接注ぐのは奇静脈。門脈は腸管→肝臓への静脈系。
6回
出題
組織学(上皮・結合組織・細胞間結合・皮膚)
B標準人体の構成 › 組織と細胞 › 上皮組織・皮膚の層構造・細胞間結合・筋組織
皮膚は表皮(基底層・有棘層・顆粒層・角質層)・真皮・皮下組織の3層。細胞間結合(タイト結合=物質の透過制限、接着帯、デスモソーム=機械的結合、ギャップ結合=電気的連絡)。心筋は介在板(ギャップ結合+デスモソーム)で連結。
4回
出題
脳神経
A重要神経系 › 末梢神経系 › 脳神経(12対)の名称・番号・機能分類
Ⅰ嗅〜Ⅻ舌下神経の名称・番号・機能種別(感覚/運動/混合/副交感)を表で暗記。顔面神経(Ⅶ)・迷走神経(Ⅹ)の詳細は特に重点的に確認しておこう。出走部位も整理。
3回
出題
内分泌器官の解剖
B標準内分泌系 › 内分泌腺 › 下垂体・甲状腺・上皮小体・副腎・膵島
甲状腺は濾胞構造でコロイド(サイログロブリン)を貯蔵、上皮小体は甲状腺の後面。上甲状腺動脈は外頸動脈の枝。膵ランゲルハンス島のα細胞(グルカゴン)・β細胞(インスリン・最多)・δ細胞(ソマトスタチン)。
2回
出題
筋の起始停止
S最重要筋系 › 全身の骨格筋 › 各筋の起始・停止・作用・支配神経
上肢(三角筋・上腕二頭筋・大胸筋等)・下肢(大腿四頭筋・腓腹筋・中殿筋等)・体幹(脊柱起立筋等)の起始・停止・作用を解剖図と照合しながら暗記しよう。
2回
出題
関節の構造
B標準骨格系 › 関節 › 関節の種類・構造・可動性
単軸・二軸・多軸関節の種類(蝶番・球・車軸・楕円・鞍・平面関節)と代表的な関節例を整理。靭帯の名称と機能も確認しておこう。肩関節・膝関節の詳細を優先学習。
1回
出題
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